1978-02-22 第84回国会 衆議院 予算委員会 第19号
毎年見直し作業が行われておりまして、ここ二、三年引き続いてローリングプランの報告を受けておるわけでございますが、ここでは新しい転換対象としての産業の開拓、たとえば情報処理産業とか原子力の分野の産業、あるいは海洋開発の産業、こういう幾つかの新しい産業分野の開拓のほか、高度の機械工業の開拓振興、こういう方面への転換等についての意見を受けておるわけでございますが、毎年ローリングプランが出されますので、いまお
毎年見直し作業が行われておりまして、ここ二、三年引き続いてローリングプランの報告を受けておるわけでございますが、ここでは新しい転換対象としての産業の開拓、たとえば情報処理産業とか原子力の分野の産業、あるいは海洋開発の産業、こういう幾つかの新しい産業分野の開拓のほか、高度の機械工業の開拓振興、こういう方面への転換等についての意見を受けておるわけでございますが、毎年ローリングプランが出されますので、いまお
○小沼政府委員 開拓につきましては、それぞれ開拓適地におきましてその地域の開拓営農の指導について、現在は一般の普及員の指導のもとにありますけれども、そこで営農計画を立て進めてきたわけでございまして、その点について、私ども地域に合った開拓振興を進めてきたつもりでございます。
なお、先ほども申しましたように、開拓振興審議会の答申の趣旨もございましたので、自作農創設維持資金による借りかえの措置を過去においてもとり、また、本年度も明年度も引き続きそういう方向でとりまして、系統金融等のあるいは個人の借り入れ等につきまして政府の資金で借りかえて、償還の条件の緩和につとめておるわけでございます。
で、一類農家はもうその営農開拓振興の対象にしないで、一般農政の対象にするのだ、こういう方針のようですけれども、実際問題として、一類の農家といえども一般の農家に比べると相当水準は低いのじゃないか、私はこういうふうな感じがいたしますので、いま言った、もともと振興対策の対象になっている二類の農家、三郷の農家で離農を希望しないもの、さらにそれに加えて、一類の農家と称せられているものたちをも一緒にしてこの制度
しかし、結論的には、開拓振興対策をここ五、六年の間続けるわけでございますので、その間はいろいろ開拓農協を通じて御協力願う面も、必要の面もございますし、開拓農協細部におきましても、ぜひその仕事は自分らのほうで手がけてまいりたいという御意見もございまして、私どもといたしましては、この段階におきまして開拓農協を総合農協に吸収するとか、合併するとか、そういう一定の方針はとらないつもりでおります。
で、新営農開拓振興計画で言っている内地三十五万ないし三十九万程度という目標所得額に比べて、非常に見方が低いのじゃないか、こういうふうな考え方をしておったわけです。しかし、実際問題として、新営農開拓振興計画で言う目標所得三十五万ないし三十九万円というものを、一般の内地の中庸専業豊家と比較をした場合に、これは均衡がとれているのですかね。
もちろん開拓振興政策の目標そのものは、一般の農政の対象にまで高めるというだけのことでございまして、一般農政の対象としてはまだたくさんの欠点があるわけでございますが、さしあたりとしては、一般農政のところまで次元を一歩高めたい、これが私は開拓政策の目標だと思っております。さような意味で今後とも進めたいと思っております。
考え方としては、先ほど卜部先生のほうからお話が出ました生産手段としての農事実行組合法人化の問題、その他いろいろ検討すべき点が非常に多いと存じますが、いま開拓振興のまつ最中でございますので、この問題については、私ども早急に結論を出す考えはいま持っておらない段階でございます。
○中川(一)委員 この開拓融資保証法の一部改正も、開拓振興の上に非常な進歩でございまして、全面的に賛成をし、そして一日も早くこれが法案が可決することを祈るものでありますが、後ほど附帯決議も出るやに聞いておりますから、その中に私どもが言いたいことは、全部網羅してあるように思われます。
構造改善やるよりは、まず構造改善の最たるもののこの開拓地の振興をやるべきだ、そこで第二次振興をやって、そうしてそれが終わったらそれから第三次、第四次とやっているうちに、昭和五十五年ごろになってまた開拓振興なんて、のろりのろりやっておったのでは話になりませんから、これは今まで申し上げましたように、この融資の利子の問題、それから旧債の跡始末の問題、それから基礎条件の問題、個々の問題についてがっちりした心
開拓政策は、農業政策の中でも一番これはむずかしい日の当たらぬ困難な仕事でございまして、政府当局においても、たびたびむずかしい問題に直面しながら今日まで育ててきておいでになりますが、特に今回の意味は、開拓振興の審議会ができまして、その結論が答申として出た、これを契機に一大飛躍をやっていこうという段階に実はきているわけでございます。
もっと進んで、答申の中にも指摘しているような災害復旧のための負債だとかその他農家の責めに帰すことのできないような原因で借りた負債というものが相当あるはずでありますが、そういうようなもので償還不能になっているものは、もう完全にたな上げするというくらいの勇気が政府になくては、開拓振興などはおぼつかないと思うのでありますが、そこまで進んだお考えをお持ちになりませんか。
次に婦人ホームの問題でございますが、婦人ホームを作るという施策は、非常に開拓地の婦人を喜ばせているわけでございまして、保健衛生上、生活改善上最も適切であると思いますが、これが全国的な要望から見ますと非常に少ないわけで、すずめの涙程度のものでございますが、今後の開拓振興の拠点となっているような点をも考えてみましたときに、もっとやはり建設できるような予算を考えていただきたいと思うわけでございますが、ことしの
○芳賀分科員 以上、審議会の答申の主要なる内容の諸点についてお尋ねしたわけでありますが、最後に一点お尋ねしたいのは、せっかく出された審議会の答申を今後政府において十分検討されて、採用すべきものは当然採用して計画化することになりますが、大体いつごろをめどにして、検討を終わって新たなる開拓振興の方策を策定して明らかにされるか、その時期等について見通しがあれば、この際明らかにしておいてもらいたいと思います
特に開拓の問題についての合併問題について地方における問題を説明しろということでございますので申し上げますと、開拓農協の設立の経過につきましては、三十二年の開拓振興法の制定のときにおきましては、農林水産委員会におきましては長い間御討論願っており、諸先生においては十分御存じであろうと思いますので、この詳細は省略させていただきますが、ただ、われわれ開拓団体というのは、流通経済の面だけでなくて、ほんとうに開拓
といいますのは、やはり、所得三十五万という現在の開拓振興法の目標に到達するような経営形態になってから総合農協に合併していくなり、あるいは金融機関に認められるというような体制ができてからならば、当然そういうことについては促進すべきだろうと思うわけでございますが、何しろ総合農協以前の問題でございます、流通経済以前の問題でございます土地作りあるいは建設工事、そういう問題に相当開拓農協の使命がございます。
しかし、全体の開拓農協を通じましては、御指摘のようなところもございますけれども、むしろ組合長も名ばかりであるいは事務職員もいないとはいうけれども、開拓振興計画等を作り上げたりいたしまして、はたしてこの現地でこの山の中で自分たちがどういうふうな営農計画を立てたらやっていけるかということについては、現状の生活が非常に苦しいだけに、そういう計画等は開拓者自身は真剣に考えていると思うのであります。
まあ実態もそうだと思うのですが、従って、今までの開拓に対する抜本的な要請が行なわれて開拓振興資金等もやられているのですがどうも不徹底である。従って振興資金等もこれはワクを拡大しない限り問題にならないのじゃないか。
修正の第二点は、今回の改正によりまして開拓振興審議会が設置せられることになっておるわけでありますが、その委員を十四名に修正いたしまして審議会の運営を充実すべきであるというのが、修正の第二点であります。
○神田委員 この振興法ができてから間もないからして、抜本的な改正をするのには早過ぎるというような答弁のようでありますが、しかし、ここ三、四年の実績を見ますと、この開拓振興臨時措置法によって振興し、期付の持てるような開拓経営というものができているのかどうか。
○清澤俊英君 せっかく開拓者の債務の問題で、この間農水でもいろいろお伺いしてみましたし、特別委員会でもお伺いしているのですから、大体わかっておりますが、私の場合は、開拓地から離農していくという場合、その始末です、跡始末を何とか考えていただかなければならぬ、こういう意味でいろいろお伺いしたところ、政府資金に対しては、開拓振興法によって十年の履行延期をやって、どうしても返す能力がないと認定せられた場合には
委員会におきましては、開拓営農の現況、開拓に関する基本方針及び開拓振興対策等について政府の見解がただされ、かくて質疑を終り、討論に入り、雨森委員から、自由民主党を代表して、法律案に賛成し、さらに、開拓営農の振興安定、特に開拓者の負債の整理と天災融資の疎通に関し、政府の善処を求める趣旨の附帯決議を提案せられ、続いて清澤委員及び千田委員から、開拓営農振興対策の強化と附帯決議の措置の完遂を希望して、賛成が
もう一つ、この中に移住者への融資を円滑にするために開拓振興基金制度を設けることを考えているようだということも書いてあるのですが、こういうふうなお考えもございますか。
○久保田(豊)委員 私は開拓振興法について要点を四点ばかりごく簡潔にお尋ねいたしますので、一つはっきりお答えをいただきたいと思うのであります。この法案自体を見ましても、またこれに連関いたしまする政府側の今までの御答弁を詳細にお聞きいたしましても、それらを総合判断してみた場合に、どうもこれで、少くとも現在の非常に行き詰まった、崩壊一歩手前にある開拓者の営農状況が立ち直るとは考えられないのであります。
天災法並びに開拓振興法に関しましては被害の激甚な農家には三分五厘の金利の資金を融通することとしておりますが、被害の激甚な農家を含む地方公共団体は、税収入等が減少するとかその他の対策のための財政負担が増加するとかの事情にあるのでございまして、ついては現に特別交付税の交付額の算定に当っては、一般的な基準率より計算するほか、特別な事情がある場合にはこれを考慮した額を付加することとしているので、この趣旨を生
○安田説明員 ただいまここで開拓振興法の措置を相当研究しているかということについて自信を持ってお答えをする段階ではちょっとないのでありますが、予算要求に当りましては、従来昭和二十三年以前に入植いたしました、終戦直後にあわててやりました開拓入植者に対するいわゆる御承知の不振開拓地対策というやつがございまして、経営診断をいたしまして、経営診断に応じまして不振地区の不振農家に限りまして、診断に応じた何か対策
中小企業的力の農機具関係の業界の皆さんでは、到底品物を向うへ持つて行く費用が賄い切れないということになりますと、折角輸出の開拓、振興が図れる整謙を日本が持ちながら、外国に品物を紹介することができないということになるのであります。